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【一行小説】条

条二十

 起床して身支度をする際、鏡に映った自分の顔へ必ずひとつ嘘をついてみるという他愛のない遊びを習慣としてから僅か一週間後、毎朝くだらない内容で騙されるのに嫌気が差したのか、遂に鏡の中の俺はどこかへ行ってしまい、それから二度と戻ってくることはなかった。【冗】

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【一行小説】条

条一十

 長い、長い、なにかの尾が一条、空から垂れ下がっているのが見える。【尾】